お家づくり

注文住宅で使われる「ニッチ」とは?メリットとデメリットまとめ

 

このページでは、注文住宅で使われる「ニッチ」とはなにか?ニッチのメリットとデメリットについてお話していきます。

ニッチとは、壁に凹みを作ってリモコンや小物を収納するスペースです。ニッチを作る場所によってトイレットペーパーを収納したり調味料を収納したり、インテリアを飾る棚にすることも可能です。

ほかにもニッチの使い道はこんなにあります!

  • テレビ・エアコン・電動シャッターなどのリモコン
  • ドアホン・給湯器・床暖房・太陽光発電・蓄電池などのパネルモニター
  • 照明スイッチ
  • スリッパ
  • 雑誌
  • キッチンの調味料
  • 洗面所の歯ブラシや化粧水などの小物
  • コンセント

リモコンを収納するニッチは「リモコンニッチ」と呼んだり、照明スイッチは「スイッチニッチ」と呼ぶハウスメーカーや工務店もあったり。

注文住宅の展示場を見に行ったり、インスタグラムなどのSNSで情報収集をしていたら「ニッチ」の存在を知ったという方も多いのではないでしょうか。

まる
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かくいう私も住宅の完成見学会に行った際に「ニッチ」を知り、実際に取り入れました!

具体的にニッチとはどんなものなのか?何を目的にニッチを使うのか?ニッチをつくることのメリットとデメリットについてお話していきます。

ニッチをつくるメリット

①1か所にまとめることができる

どこに置いたかわからなくなるリモコン類を一か所にまとめることができます。また、ドアホンなどの操作パネルも一か所にまとめることができます。

  • テレビ・エアコン・電動シャッターなどのリモコン
  • ドアホン・給湯器・床暖房・太陽光発電・蓄電池などのパネルモニター

最初から収納する場所があると片づける習慣も身に付きやすいですし、あとから収納グッズを購入する必要もないので物も増えないのも個人的に嬉しいポイント。

また、外出する際に確認したい電源状況(エアコン・床暖房・照明など)を1か所で確認することができるので消し忘れ防止になります。

②パネルの出っ張りをなくすことができる

通常ならこんな感じで厚みがでてしまうパネルですが…

ニッチをつくって収納することで出っ張りをなくすことができます!

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ちょっとの差ですがスッキリして見えます!

③省スペースで収納できる

トイレットペーパーなど収納場所を用意する必要があるものってありますよね。トイレだと頭上に棚を追加したり、床に直置きするタイプの収納道具を用意したり。

 

あとこんな感じでオシャレに壁付けできる収納もありますが、狭いトイレだと圧迫感を感じることもあります。(広いトイレならおすすめ!!!)

 

こんな感じで追加で収納を用意するのではなく、ニッチは壁を減らして(凹ませて)収納することができるためかなり省スペースです。

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トイレットペーパーだけでなく、掃除道具のサイズに合わせたニッチを作るのもおすすめです!

④部屋のアクセントになる

無機質で生活感の出やすいリモコンやパネル類ですが、ニッチでおしゃれなインテリアのアクセントにすることが可能です。

来客の目に入ってしまう位置にドアホンや照明スイッチを置きたいとき、ニッチを作って収納することで「無機質」「生活感」をなくすことができます。

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上の写真は実際の我が家のニッチですが、真四角ではなくお家型にしてインテリア性を高めています◎

ニッチをつくるデメリット

①設置できない場所もある

壁を凹ますしてつくるので壁の厚みがないとできないことがあります。
まずはハウスメーカーや工務店のかたに相談してくださいね。

②壁が薄くなる

壁を凹まして作るので当然その部分は壁が薄くなります。トイレなど防音が気になる場所でニッチを作ると、もしかしたら音が気になるかもしれません。

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そこまで大きなニッチを作らなければ大丈夫かもしれませんが、絶対に大丈夫とは言い切れないのが悩みどころ。

③追加費用がかかることもある

ハウスメーカーや工務店によってはオプション仕様で追加費用がかかることもあります。また、サイズの規定があったりするところもあるようです。

我が家はニッチ1個あたり約5,000円程で作っていただきましたが、知り合いが建てたハウスメーカーでは1万~10万以上かかったとか…!!必ず費用について確認しましょう!!

まる
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ニッチと収納棚どちらが安いか、どちらが使いやすいか、よく検討して決めてくださいね!

④こまめな掃除が必要

ニッチに収納して出っ張りをなくしたからといってホコリはたまらないというわけではありません。ニッチに収納しようがしなかろうが、こまめな掃除が必要なのは変わりません。

⑤サイズや配置次第ではダサくなる

あまりに大きいニッチ何個ものリモコンやパネルが1か所に集結することでダサくなることがあります。

また、余白がありすぎてもなさすぎてもダメというセンスが問われるので、ニッチを検討しているかたは下記の記事もチェックしてみてくださいね。

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まとめ

リモコンやパネル、トイレットペーパー、調味料など生活に必要なものを収納するほかに、ただただインテリアを飾るためだけのニッチもおすすめです。

例えば、お家の顔となる玄関にニッチを作って、機能面(忘れ物防止)とインテリア性をもたせるのもおすすめです。

  • 鍵をかけるフック
  • マグネットボード
  • カレンダー
  • マスク収納
  • 写真
  • 季節物のインテリア

我が家は目につきやすいリビングにはニッチを作ってパネルを設置しており、来客の評判も良く褒められます◎

しかし、来客が足を踏み入れることのない場所はニッチを作らずにパネルを設置してコスト削減しています。

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あるとオシャレで便利なニッチ、ぜひご検討くださいね!

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