注文住宅で家を建てる際、ガスコンロのほうがいいのかIHのほうがいいのか悩んでいる方に向けて、両方経験した私が新築でIHを選んだ理由についてお話したいと思います。
今まで住んできた家ではガスコンロのほうが多かったんですが、IHコンロも使ったことがあったので、家を建てる際に両方使って気づいたメリットとデメリットを比較しました。その結果、我が家にはIHが向いていると判断しました。
実際に使って気づいたIHコンロメリットとデメリットはこんな感じ↓
- 安全性が高い
- 火力の調整が楽
- 掃除が楽
- IH対応のものしか使えない
- 時間帯で料金が左右されることがある
- 停電時に使えない
IHコンロを使って気づいたメリット
①安全性が高い
シンプルに火を扱わない安心感があります。
総務省消防庁が発表している令和3年中に起きた火災の原因ワースト3位に「コンロ」がランキング入りしています。※参考資料「令和4年版 消防白書」
ガスコンロでも安心機能として自動消火機能がついているものも多いんですが、ガスの元栓までは閉めてくれなかったりするんですよね。
ガスの元栓を開けっ放しにしたら必ずガス漏れが発生するわけではないんですが、少しでも発生する可能性があるなら安全のために閉めるべきだと私は思っているので、元栓の閉め忘れが起きないIHコンロのほうが安全性が高いと判断しました。
とはいえ、火を使わないIHコンロでも天板は熱々になるし、ガスコンロ同様パッと見で分からないので火傷には注意が必要です。
②火力の調整が楽
今までガスコンロを使っていたひとにとって、IHコンロの「数値で火力を変える」ことに慣れないひとも多いかと思いますが、慣れるととても楽です。
火の大きさをみて感覚で調節するガスコンロと違って、IHコンロは毎回同じ火力で調理することができます。
弱火・中火・強火の3択だけでなく「弱めの中火」みたいな間の火力もあるので「中火ってどれぐらいの中火?」ってならないのが、料理下手な私には便利すぎました◎
③掃除が楽
最近はフラットなガスコンロも主流になりつつあって、昔ほど掃除が大変じゃないものも増えてきていますが、それでもIHコンロのほうが掃除しやすいのは間違いない!!
おすすめのお手入れ方法は、アルカリ電解水でささっと拭くだけ↓
除菌もできるし臭いも取れるので、IHコンロだけでなく食事後のテーブルや洗ったあとのまな板除菌、臭いが染みついたプラスチック製のごみ箱にも使えるので、IHコンロにするなら全力でおすすめしたい!(容量少な目なら100均にもあるらしいのでお試しで買うのも◎)
アルカリ電解水じゃないにしろ、付近で毎日拭き掃除できるならヒーター部分のカバーは要らないです(汚れたら結局マットを洗わないといけなくなる)↓
掃除がしやすいとはいえ、排気口部分だけは掃除が面倒なのでカバーをつけることでもっと掃除が楽になるのでこちらはおすすめ◎↓
★ガスコンロの中でも掃除がしやすいもの
ちなみに、もし自分がガスコンロを選ぶとしたらリンナイの「ワンピーストップ」機能がついているものが良いと思っています↓
IHコンロを使って気づいたデメリット
①IH対応のものしか使えない
IHコンロは鉄やステンレス製などの素材でないと使えないので、今ガスコンロのひとは調理器具を総入れ替えする必要がでてきて最初だけ費用が掛かりがち。
IH対応のものはガスコンロも使えることが多いんだけど、ガスコンロ対応のものはガスコンロしか使えないものが多い!!
「これいいな」って思ったものがIH不可だったりするので、買い替えの際はお気をつけて…。
とはいえ、調理器具を選ぶ必要があるだけで、料理の幅が狭まるとかは基本的にはないと思います。機種によっては鍋ふりできるものもあるし、IH対応の土鍋もあるから意外とどんな料理もできます◎↓
ちなみにIH対応で食洗機対応となると本当に選択肢がありませんので要注意…↓
②時間帯で料金が左右されることがある
電気料金は昼が高く夜が安く設定されていることが多いので、日中家にいることが多いひとにとっては痛手かも?(もちろん電力会社とか契約しているプランによって料金設定は変わる)
とはいえ、料理に使う金額なんてたかが知れてるわけで…↓
個人的にそこまでデメリットだと捉えていませんが、今までガスコンロ使ってたひとにとっては気になるポイントかも?
③停電時に使えない
オール電化にすると困ってしまうのが停電時に使えなくなってしまうこと。ガスコンロを選択することは、リスク分散でもあるのかも?
ただ、代替案としてカセットコンロを用意しておけば停電時もカバーできます↓
発熱材で温める商品もあったり↓
いっそ発電してしまう作戦とか↓
まとめ
メリット | デメリット | |
IHコンロ |
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ガスコンロ |
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