キッチンのシンクはステンレス派?人造大理石(人工大理石)派?
「人造大理石はおしゃれだけどすぐ黄ばむ?」
「ステンレスのほうが傷や熱に強いって聞くし…」
「でも継ぎ目のない人造大理石のほうが掃除がしやすそう」
…と、注文住宅でお家を建てる前にずーっと頭を悩ましていた私です。
当時住んでいたお家はステンレスシンクで、生まれてからずーっとステンレスシンクしか使ったことがありませんでしたが、最終的に新居では人造大理石のシンクを採用。
結果、人造大理石にして良かったです。
そんなわけでシンクは人造大理石派になった私が、ステンレスシンクより人造大理石にするべき理由をお話ししていきます。ネタバレですがステンレスシンクの汚い写真が出てくるので要注意です!
ステンレスシンクと人造大理石シンクの比較
ステンレスシンク
以前住んでいたお家はステンレスシンクだったんですが、ワークトップは人造大理石になっていました。なので、シンクとワークトップの素材が違うため継ぎ目があります。
継ぎ目アップの写真が見つからず申し訳ないのですがこんな感じです。
継ぎ目にピントがあってないのでわかりづらいですが、画像右端に写っているのが継ぎ目部分です。この継ぎ目部分に汚れが溜まっていきます。
どんな汚れが溜まっていくかというとピントが合ってる水栓部分と同じサビ(?)のような茶色い塊が継ぎ目にもついていくのです。
私の場合は住み始めた時点で汚れがひどい状況だったので手に負えず、、。しかし、日頃のお手入れは割と簡単なので、継ぎ目さえ気を付けていればキレイは保てそうです。↓
参考:https://www.lixil.co.jp/support/
人造大理石
新居で採用した人造大理石のシンク。
ワークトップ(調理する場所)もシンクも人造大理石で素材が同じなため、継ぎ目がなくなめらかで一体感があります。
唯一の継ぎ目は水栓部分。ここはどうしても継ぎ目ができますが、むしろここだけ気を付けていればOK。
包丁とか置くときは傷がつかないよう雑に置かないようにしてるけど、やっぱり多少傷はつきます。しかし、ステンレスシンクのほうが傷が目立つ印象です。
ちなみにリクシルではシンクの色を選ぶことができ、我が家はマロンベージュにしています。これがとっても可愛くてお気に入り!!!
シンクさえもまるでインテリアのような雰囲気になるのが人造大理石の魅力ですよね。
ステンレスと人造大理石のどっちがいいの?
「結局どちらがいいの??」って思いますよね。
LIXIL(リクシル)公式サイトで紹介されていたステンレスと人造大理石のメリットとデメリットを表にまとめてみました。
ステンレス | 人造大理石 | |
メリット | ・熱に強い ・コストが低い ・水を吸い込まないため掃除がしやすき衛生的 ・人造大理石のように割れることがない |
・割れにくく、耐久性に優れている ・人造大理石特有の柔らかな表情 ・色やデザインのバリエーションが多い |
デメリット | ・細かいキズが付きやすい ・一度キズがつくと簡単に落とせない ・水垢が目立つ |
・油やしょう油などをこぼして放置すると跡が残ることがある ・ステンレスより耐熱性がない ・紫外線の影響により黄ばむことがある |
全体的にステンレスのほうがデメリットが少ない印象です。また、ステンレスのデメリットを解消するために、最近は表面に細かい凹凸がついているエンボス加工等が施されている製品もあります。
人造大理石はアクリル系またはポリエステル系の樹脂を主としています。割れにくく耐久性に優れているものの割れる可能性はあり、ステンレスは割れることがありません。
そして、カタログに「人造大理石は変色・変形が起こりにくい性能」と記載されていますが「熱い鍋を置くのは控えたほうが良い」とも言っているので直置きはしないほうが良さそうです。
また、人造大理石は紫外線の影響を受けやすいため徐々に黄ばんでくることも。ワークトップやシンクの色は白・ベージュ以外のものを選ぶか、キッチンに直射日光が当たりにくい間取りにしたほうが安心かもしれません。
まとめ
- ステンレスシンクは継ぎ目に汚れがたまる
- 人造大理石は水栓のみ継ぎ目あり&黄ばみに注意
- ステンレスならエンボス加工を検討する
- 人造大理石なら白やベージュ以外の色を選ぶ、もしくは直射日光に当たらない間取りにする
「人造大理石にしたいけど汚れと傷が気になる…!」とぎりぎりまで悩んでいましたが、人造大理石にして良かったと感じています。その理由は…、、
キッチンに立ったときの気分が良い!!!
迷ったときはときめくものを選ぶこと!住み始めてから「使いづらい」と感じても後悔しにくいのでおすすめです。
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