「お洒落なリビング階段にしたいけど寒いって本当?」とお悩みの方へ。
このページでは、リビング階段にする際に知っておきたいメリットとデメリットについてまとめました。
最近では廊下のないお家などが増えており、階段はリビングに設置するひとも少なくありません。デザインもおしゃれなスケルトン階段なども人気で、リビングに設置してインテリアのアクセントにしてる方も多いです。
実際に我が家もリビング階段を採用しており、さらに吹き抜けも合わさっている開放的なリビングで大満足しています。しかし、機能面ではリビング階段は冷暖房の効率が悪いと言われているのも事実です。
では実際どうなのか?2年ほど住んで分かったメリット&デメリットは以下のとおり。
- コミュニケーションが取りやすい
- リビングが広く見える
- 音やにおいが2階へ伝わりやすい
- 冷暖房の効率が悪い
リビング階段のメリット
①コミュニケーションが取りやすい
2階にいくときも1階に降りるときも必ずリビングに顔を出す必要があるため、家族がいつ帰ってきたのか・出かけたのかが把握しやすく、家族間のコミュニケーションが維持しやすいです。
2階に配置されやすい子供部屋ですが、リビング階段ではなく廊下や玄関に階段があると行動が把握しにくいですよね。知らない間に友達を呼んで部屋で遊んでいたり、部屋にいると思ったら出かけていたり、、。
②リビングが広く見える
リビングのなかに階段を設置するので、間取り次第では実際のリビングよりも広く見えやすいです。特にスケルトン階段(鉄骨階段)や吹き抜けとの相性がよく、より広く明るく開放的な空間にみせることが可能です。
実際に我が家はリビング階段を採用しており、さらにスケルトン階段と吹き抜けを組み合わせているため、通常よりもリビングと吹き抜けが約2畳分広くなりました。
リビング階段のデメリット
①音やにおいが2階へ伝わりやすい
リビング階段は家族間でのコミュニケーションが自然と取れるものの、同時に音やにおいも伝わりやすいのがデメリット。
例えば、、、
- 話し声
- テレビの音
- 料理のにおい
- 芳香剤(お香やアロマオイルなど)
人によってはプライバシーが守られにくいと感じる方もいるかもしれません。
デメリット解消方法
階段にのれんをつけるのがおすすめ◎
これだけでだいぶ音や匂いが軽減されます。
また、におい対策だけであれば、部屋の対角線上にある窓をあけて換気し、水で濡らしたタオルを振り回すのがおすすめ。仕上げに消臭スプレーをまくだけで元通りに!
消臭スプレーはこれがおすすめです↓
②冷暖房の効率が悪い
暖かい空気はうえに、冷たい空気は下に流れていくので、冷暖房の効率は悪いと言えます。実際に我が家もリビング階段と吹き抜けがあわさって夏は2階が暑くなりがち。
デメリット解消方法
家の性能である断熱性(暖かさ)と気密性(隙間面積)だけは必ず良いものにしましょう!特に全館空調がおすすめです!
「もう家建てちゃったんだけど…!」っていうかたは、窓に貼れる断熱シートがおすすめ◎
「柄物はちょっと…」「外の景色が見たい!」というかたはマジックミラータイプ↓
また、シーリングファンやサーキュレーターで1階と2階の空気を循環させましょう。
部屋の大きさや廊下の有無、エアコンの位置にもよりますが、空気の動きにあわせて夏は2階のエアコンを稼働&冬は1階のエアコンを稼働させるのもひとつの手。
最終手段は着る毛布で冬は乗り切って!!!!
まとめ
リビング階段のデメリットをすべて解決してくれる方法は全館空調のお家を建てること。24時間常に換気をしてくれて、すべての部屋の温度を一定に保ってくれます。
脱衣場で「寒い寒い!」と慌てずに服を脱ぐこともできるし、ヒートショック(急激な温度差で心臓や血管の疾患が起こること)の対策にもなります。
これからの時代は全館空調のお家と言われていますので、ぜひ一度お家の性能も見直してくださいね。
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