新築で畳コーナーを設置するか悩んでいる方へ。
分譲住宅など建売物件では畳コーナーがよくありますよね。ポストにはいる住宅関連のチラシを見ると「畳コーナーを含めるとLDKが20畳以上になります!」みたいな間取りが多いなぁと思いながら見ているわけですが、個人的に畳コーナーはあまりおすすめしません。
そこで実際に住んでみて気づいた「畳コーナーはいらないと思った失敗体験談」についてお話していきたいと思います。ちなみに畳コーナーがあったのは新居に住む前のお家なので、新居では畳を使った部屋は1つもありません。そして、畳がないことでストレスフリーな生活になりました。
新築ではいらないと判断したデメリットは下記のとおり。
- 畳のお手入れや掃除の手間
- 使用頻度が少ない
- 不要になったときの撤去費用がかかる
畳コーナーはいらない3つの理由
①畳のお手入れや掃除の手間
畳の管理って意外と手間がかかることをご存じでしょうか?
目に沿って掃除をしないといけないし、物をひきずって目に逆らったりすると畳が痛む原因になります。また、ゆっくり丁寧に掃除しなければ畳の隙間に髪の毛が入り込んでしまったり、畳の目の間にも汚れやほこりは溜まっていきます。
我が家の場合、長方形の畳ではなく正方形の畳を3×3で9枚あったのですが、こうなってくるといちいち目の向きに合わせて掃除するのが非常に面倒だと感じるのです。。
当時は畳の目を無視して思いっきり掃除機をががーっとかけていました。すぐに畳がダメになることはありませんでしたが痛み出すのが早いのでしょう。長く使いたければ丁寧に掃除する必要があります。
また、子供の遊び場として畳コーナーを用意したとします。子供は畳の目なんて気にせず遊ぶため、すぐに傷んで張り替えが必要になったりすることも。飲み食いすればポロポロ落として畳の目の間にはいりこんだり、、。
掃除を怠れば痛みも早まりますし、劣化したり汚れがひどくなれば新しい畳に張り替える必要もあります。フローリングよりも維持費や手間がかかると考え、新居では畳コーナーはなしにしました。
②使用頻度が少ない
畳コーナーがあることで「洗濯物が畳める」「子供の遊び場になる」「来客の宿泊時に使える」などメリットがあるものの、我が家の生活スタイルでは「畳コーナーがあってよかった!」と思えるタイミングがあまりありませんでした。
まず洗濯物はほとんどハンガー収納にしているので畳むことがほとんどありませんでした。また、部屋干し派なので外で干すことがなくリビングに隣接している畳コーナーで洗濯物を畳む機会がありません。
※我が家の洗濯環境についてはこちらでお話してます↓
年に数回お客さんが来ても家に泊まっていくのは年に1回あるかないかで、あえて畳コーナーを使うことがありませんでした。
③不要になったときの撤去費用がかかる
数十年と住めば生活スタイルも家族構成も変わっていきます。畳コーナーが不要になる可能性もゼロとは言い切れません。
当初は「子供の遊び場にしたい!」と考えて作っても、そのうち成長して遊ばなくなっていき出番は減っていくばかり。親である自分たちも腰が痛いから床に座りたくなく、誰も畳コーナーを使わなくなってしまった。
……っていう未来もなきにしもあらず。
当然ながら一度設置してしまうと撤去費用が必要になります。畳コーナーの工事は畳部分だけの工事だけで済まず周りのフローリングや柱などにも影響があり大掛かりな工事になります。
畳コーナーが欲しいなら…
「畳コーナーが欲しいけどいらなくなったとき困る…」と考えているのなら、後付けもしくはDIYで作るのがおすすめです。
後付けやDIYだとちょっと安っぽいと感じるかもしれませんが、もし不要だと感じたとしても工事不要&生活スタイルにあわせて手軽に模様替えが可能です。また、変色したり痛んだりしたときも手軽に交換できるのもメリットです。
小上がりタイプの畳コーナーも手軽に設置可能です↓
また、後付けにすることで堀こたつにしたりベンチにしたり変えることもできます。
来客時にはソファベッドで対応
新居では畳コーナーはないため、お客さんが泊まっていくときはソファをベッドにしてリビングで寝てもらっています。
収納付きなら別で収納棚を用意する必要がないので、よりリビングを広く見せれたかもなぁと思ったり…。↓
まとめ
- 長持ちさせたいなら丁寧な掃除が必須である
- 使用目的をはっきりさせる
- どれくらいの頻度で使う予定か、代替案はないのか考える
- 後付けの畳ではダメな理由を考えてみる
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