トイレの床材について「クッションフロアにして良いのか?」とお悩みの方へ、このページではトイレの床材をクッションフロアにするメリットとデメリットについてお話します。
結論からお話しますと、トイレの床材はクッションフロアで問題ありません。一般的なトイレで使われることが多く、水や汚れに強い&掃除もしやすいのでおすすめです。
ただし、クッションフロアの選び方次第ではデメリットを感じることもあります。
クッションフロアにすることのメリット3つ
①お手入れが簡単
水や汚れに強い&掃除もしやすい点が最大のメリット。
ではフローリングはどうなのか?
無垢材でも複合材でも木材は基本的に水に弱く、アンモニアやトイレ用洗剤の成分などにも弱いです。そのため水回りであるトイレにはフローリングは向いていません。
トイレの床材を部屋の廊下などと合わせて同じフローリングにしてしまい、数年経ったら水によって腐食し黒ずみだらけ……なんてこともあります。
「どうしてもフローリングが良い」というかたでも選べる木目調のクッションフロアもあるため、こちらで検討するのがおすすめです。
②比較的安価
タイルやフローリングなどに比べて比較的安価です。
安価なうえに扱いやすくカッターナイフやハサミで簡単に加工できるため、クッションフロアの張替えなら業者に頼まず自分でDIYでリフォームしちゃうひとも。
③デザインが豊富
様々な色柄があり、とにかくデザインが豊富です。
しかし、デザインが豊富なもののトイレには向いていないデザインもあります。これが唯一のデメリットと言ってもいいかもしれません。
クッションフロアにすることのデメリット1つ
トイレの床材をクッションフロアにすることで被るデメリットは基本的にありません。しかし、クッションフロアの選び方を失敗するとデメリットと感じるかもしれません。
それが……、
汚れが目立つ色を選ぶこと。
水回りに強いクッションフロアですが、水への耐久度はあっても黒ずみ汚れがつきやすいです。同じく水回りである脱衣場も要注意です。
私がお家を建てる際に「白系だけは選ばないほうがいい」という知識があったためトイレはグレー系のクッションフロアを選びました。しかし、脱衣場は清潔感漂う白のイメージがどうしても良くて「白系だけは選ぶな」と知っていたものの振り切って白系のクッションフロアにしました。
そうしたら見事撃沈!!!黒ずみはつくし、抜け毛は目立つしで大変!!!
掃除機で取れるのは髪の毛だけで黒ずみは取れるはずもなく、クイックルワイパーで擦っても取れず、最終的には膝ついて己の手で濡れ布巾を握りしめてゴシゴシする羽目に……。
グレー系のクッションフロアにしたトイレも抜け毛は落ちてるんですがパッと見わかりません。黒ずみも全くなしな状態なので「なんか汚らわしい…」「掃除しなきゃ!」みたいなことがなく快適です。しかし、脱衣場の白いクッションフロアは髪の毛1本でも落ちてるとめちゃくちゃ目立ちます。
以前住んでいたお家のトイレは白いクッションフロアだったため、来客がある日は髪の毛1本でも落ちてたらめちゃくちゃ目立つので、目光らせて隈なく掃除をするのが本当に大変でした。
まとめ
- トイレの床材は水に強いクッションフロアがおすすめ
- こまめな掃除ができない・したくないかたは汚れが目立ちにくい色
「こまめな掃除はできない・したくない」「膝ついてゴシゴシはしたくない」というかたは、あまり汚れが目立ちにくい色(髪の毛・黒ずみが目立たない暗い色や濃い色)を選ぶことを強くおすすめしています。
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