レンジフードで一番面倒とされているレンジフード内部やファンの掃除。
LIXIL(リクシル)には10年掃除要らずな「自動洗浄」という機能がついたレンジフードや、そもそもレンジフード内部に油汚れをつけさせない「よごれんフード」があります。
しかし、個人的には普通のレンジフードで十分だと考えています。その理由は下記3つ。
- 掃除の手間は変わらない
- フィルターカバーがあればファンの掃除不要
- レンジフードの値段
「よごれんフード」「自動洗浄」はいらない3つの理由

①掃除の手間は変わらない
「一番掃除が面倒なフード内部のファンの掃除が不要です!!」とリクシルさんはアピールしていますが、フード内部のファンの周りにある部品の掃除は必要になります。
例えば“フィルターレス”の「よごれんフード」は、フィルターがない代わりに回転ディスクが追加されていて、フィルター掃除は無くなったけど回転ディスクは掃除が必要だったり。

↑画像の黄色に塗った部分にさりげな~く「従来のレンジフード1年分の油が付くまで、よごれんフードは約10年かかるよ~」みたいなことが書いてあって、10年後に結局汚れはするっていう。
自動洗浄が付いたレンジフードも、フィルターの代わりに「給湯トレイ」と「排水トレイ」がついていて、トレイの掃除が2か月に1回必要。

「洗うだけ」と書いてあるけどどうなんだろう?どの部分の掃除が面倒に感じるかは人それぞれだけれど、右の写真を見る限り「めちゃくちゃ掃除したくないなぁ」と私は思ってしまうわけです…!
②フィルターカバーがあればファンの掃除不要
我が家のレンジフードは「よごれんフード」や「自動洗浄」ではありませんが、フィルターに100均カバーをつけるだけでファンの掃除不要でした。
汚れたカバーはポイっと捨てて、新しいカバーをつけておわり!フィルター自体も全く汚れていないので洗う必要なし。

実験的にレンジフードの掃除を1年サボってみましたが、フード内部やファンは綺麗なままでした↓

これもまた人によって掃除が面倒だと感じるポイントが違いますが、手で油を洗い流すよりもフィルターカバーを捨てるほうが私は楽だと感じました。
③レンジフードの値段
キッチンがI型なのかL型なのか、対面キッチンなのかセンターキッチンなのかで値段に差がでるので一概には言えませんが、「よごれんフード」「自動洗浄」「フィルターレス」のレンジフードより、フィルターありのレンジフードのほうが数万円安い傾向があります。
掃除の手間は、フィルターカバーをつければ「よごれんフード」「自動洗浄」と同じようにファンの掃除不要。フィルターカバーは100均のもので十分なので、ランニングコストもそんなにかかりません。
まとめ

最後にレンジフードの選ぶ基準として、掃除だけに焦点を置いた表で比較してみました。
レンジフードの種類 | 掃除不要 | 掃除要 |
よごれんフード(フィルターレス) | ・フード内部 ・ファン |
・回転ディスク |
自動洗浄(フィルターレス) | ・フード内部 ・ファン |
・排水トレイ |
フィルターレスのみ | – | ・フード内部 ・ファン |
フィルターあり(カバー無し) | – | ・フード内部 ・ファン ・フィルター |
フィルターあり(カバー有り) | ・フード内部 ・ファン ・フィルター |
・フィルターカバーの交換 |
※他共通してある部品(レンジフードの外側や整流版)はすべて掃除が必要になります。
※LIXILの情報のみなので、他社製品とは異なるかもしれないのでご参考までに。
掃除の手間だけでいったら「フィルターありでカバーをつける」のが一番楽だと現時点では結論付けております。とはいえ、人によって手間に感じるポイントはそれぞれなので、自分が一番手間だなと感じるのはどれか考えてみてくださいませ!
★コンロ前のガラスパネルって必要?↓

★レンジフードの掃除、1年サボってみた結果…↓
