お風呂(浴室)のドアについて、「折れ戸・引き戸・開き戸のどれにすればいいのか分からない」とお悩みの方へ、このページでは「折れ戸・引き戸・開き戸を比較し、目的別に合わせたお風呂のドアの選び方」をお伝えします。
事前に各種類ごとのメリット・デメリットを知れば、浴室ドアに合わせた最適な間取りにすることができ、ストレスフリーな快適な生活ができると思います。
カタログだけではわからないことだらけだったので、ショールームに行って実物を見てきました。ひとつずつ写真を撮ってきましたのでじっくり比較してみてくださいね。
- 折れ戸
- 引き戸
- 開き戸
お風呂のドア「折れ戸・引き戸・開き戸」の比較
①折れ戸
築年数のある賃貸などでも使われているため「折れ戸は掃除が大変」というイメージがある方も多いのではないでしょうか。昔に比べて構造がシンプルになり、掃除がしにくい溝もありません。
- 安価(標準仕様なので追加料金がかからない)
- 旧型に比べてレールの掃除がしやすい
- 開き戸に比べて省スペース(引き戸が一番省スペース)
- タオルがかけれる
- 引き戸・開き戸に比べて、ドア自体の凹凸部が多いため埃がたまる
- 見た目が安っぽいと感じるひともいる
総合的に見てデメリットはほぼないと思います。賃貸では折れ戸が採用されていることが多いので、安っぽいと感じるかたもいるようです。
②引き戸
最近では一番人気な引き戸、実は一番掃除がしにくい!?
※売れ筋情報はLIXILのお姉さんより。
一見形はシンプルですが、レールを見ると細い溝があります。
そして、引き戸を選ぶ際に注意したいのが「ドアが引き込まれていく場所の掃除はできるのか?」という点。また、お風呂上りは濡れたドアが引き込まれていくという点も有り。
(↑ショールームでさえ掃除ができていません。。。)
- 出入りが楽(介護等も◎)
- 省スペース(狭いお風呂でも余裕ができる)
- 入浴中にひとが倒れてもドアを開けることができる(折れ戸・開き戸でもドア自体を外せば開けれる)
- レールの掃除がしにくい
- 開けたときに濡れたドアが引き込まれる(濡れてない壁につく可能性)
- タオル掛けがない
- 追加料金がかかる(定価で+8万前後くらい)
ドアが引き込まれる場所に洗濯機を置いた場合、洗濯機とドアの隙間を掃除することができるのかどうか。引き戸の場合は溝があるので要検討する必要があると思いました。
また、お風呂場で人が倒れた場合、当然引き戸が一番開けやすいですが折戸も開き戸もドアを外すことは可能です。
③開き戸
最後に、お風呂側に開くことができる開き戸。開き戸は折戸以上にシンプルで溝も一切ありません。
一番掃除がしにくいポイントはここ↓
- 折れ戸・引き戸に比べて掃除がしやすい
- 追加料金がかかる(定価+35,000~50,000円程)
- タオル掛けがない(LIXILの場合は+8,000円程で付けれる)
- 浴室内が狭いと窮屈に感じる?
一見メリットがあまりないですが、メリットである開き戸の効果は一番大きいと思います。しかし、大きくドアを開く必要があるため、浴室内が狭いと窮屈に感じるかもしれません。
そんな開き戸のデメリットを最小限にするための方法は「ドアの位置」!開き戸にする前に必ずこちらを確認してください!↓↓↓
目的別に合わせたお風呂のドアの選び方
それぞれメリット・デメリットをみて、「結局どれを選べばいいかわからない」とお悩みのかたは、優先順位を決めてみましょう。
安さ重視派におすすめしたい折戸
- まあまあ掃除がしやすくて、安価に済ませたい
- ドアにタオルを掛けたい
出入り楽ちん・省スペース派におすすめしたい引き戸
- レールの掃除は苦じゃないor汚れていても気にしない
- 介護の必要がある、老後のために出入り楽ちんがいい
掃除重視派におすすめしたい開き戸
- レールの掃除はしたくない
- 浴室内が狭く感じたとしても、とにかく掃除は楽がいい
まとめ
- 安さ重視派は折れ戸
- 出入り楽ちん&省スペース派は引き戸
- 掃除重視は開き戸
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