「子供部屋は何畳がいいのか」「6畳は広すぎる?」…と家づくりしてると悩みませんか?
家族構成やライフスタイルによって大きく異なると思いますが、子供部屋だと一般的に6畳が多く全体の約30%との調査があるそうです。
そんな中、我が家はというとたったの4.5畳という広さにしました!
我が家の生活スタイルや理想とする家を考えたとき、子供部屋は4.5畳で十分だと考えました。もちろん現実的に考えて「4.5畳じゃ狭い!」というご家庭も当然あると思います。
それらを踏まえて、我が家がなぜ4.5帖にしたのか3つ理由があります。
- 子供部屋の役割は「寝室」
- 子供部屋に6畳は贅沢すぎる!?
- 夫婦が主役のお家を作りたい
4.5畳の子供部屋にした3つの理由
理由①子供部屋の役割は役割は「寝室」
大半の子供は自分の部屋を持ち、年齢が上がるにつれて自室で過ごすことが増えますよね。
しかし、基本的に過ごす場所や居心地が良い場所はリビングであり、自分の部屋を持っていてもそこで勉強をしているとは限らずリビングやダイニングで勉強するという調査結果があったのです。
★参照:都市生活レポート「家で子供が過ごす部屋~子供の過ごし方と親子それぞれの意識」
受験シーズンかどうかで自宅での勉強時間は大きく異なる調査もあり、中学受験期の6割以上、高校受験期の4割以上、大学受験期の2割以上がリビング・ダイニングで勉強しているという結果に。
また、年齢が上がるにつれて自室で過ごす時間が増えるもののダイニングテーブルやリビングの座卓で受験勉強をしている子供も少なくないとのこと。
これらの理由から子供部屋の用途がほぼ睡眠であることがわかります。
理由②子供部屋に6畳は贅沢すぎる!?
基本的に過ごす場所や居心地が良い場所はリビングという調査結果から、子供の過ごし方として「小学生~中学生までは勉強をリビング・ダイニングでやる可能性が高い」のがわかりました。
また、子供に聞いた自分の部屋と家族に対する意識の調査ではこんな結果がありました↓
- 親が勝手に掃除をしても嫌じゃない
- 部屋にいてもドアは開けている
- 中高生が「こもりたい」のは疲れているとき
この結果から、家にいても自分の部屋にいることは少ないのであれば6畳の広さを用意する必要はあるのか疑問に感じました。
私自身、実家暮らしのときは6畳の一人部屋で過ごしてきました。6畳もあれば模様替えもできるし窮屈感もなくすごく快適です。でも、本当に6畳も必要だったかと言われると「うーん…」と思ったり。
結果論ではありますが、ベッド・机・収納だけあれば良かったと思います。物を置けるだけ置いてフル活用していたものの、部屋が広いと物がどんどん増えるし整理整頓できなく。。
夫婦だけでなく子供にとっても居心地の良い家って大事かもしれませんが、やや不満を感じるくらいのほうが自立するのかな?とも思いました。「広い部屋を与えてずっと実家に居座る」なんてことあってもいやだ
例えば、部屋は6畳より小さくしてしまって収納付きベッドを利用するとかロフト(二段ベッド)のものにするとか、、、
理由③夫婦が主役のお家をつくりたい
「なぜ家を建てることにしたのか?」それぞれ理由があると思います。
私たち夫婦の場合は自分たちのために家を建てようと決めました。
周りのひとに相談したりSNSで情報収集していると「将来的に子供ができたら使えますよ~!」「小さい子供がいると●●があるとすごく便利ですよ~!」って言われるんですよね。
ちなみに、現在私たちには子供がいませんし「絶対欲しい!」というわけでもなく、「子供がいてもいいし、いなかったらいないでもいいね~」っていう今後の予定も未定な状態です。子供部屋を無しにする選択もありましたが、一応作っておけば書斎やフリースペースとして使えるなと思い作りました。
ただ、世間一般的に「結婚したら出産」みたいな感覚はあると思うので、子供の生活を重視した間取りや設備をおすすめされるのもすごく分かります。
しかし、いつまでも子供は小さくないし大人になる。20年もすれば家を出る可
工夫次第で広くなる!4.5畳の収納事情
色々考えて我が家に最適な間取りは10畳になりました。
「散々4.5畳をおすすめして10畳!?」
という話なのですが、これにはもちろん訳があります。
まず、この10畳に備え付けのクローゼットはありません。間取りの都合上難しかったのと利便性を良くするためにあえてなしを選択しました。そのかわり間仕切り収納(1畳分)を利用することで4.5畳の部屋が2つ(9畳分)できるようにしました。
間仕切り収納とは?
間仕切り収納とは、部屋を仕切るだけでなく収納機能も付いた便利なアイテムです。物さえあれば自分で取り付けることができ、また不要になったときも簡単に取り外すことができます。
私も最初は「間仕切り収納ってなに!?」って感じだったんですが、こんな感じの置くだけで壁になる家具です↓
また、間仕切りするだけで収納は別で用意という形もあり↓
備え付きのクローゼット収納ではなく間仕切り収納にすれば、
- 小学生までは子供2人で10畳を使って、中学生になったら間仕切り収納で部屋を分ける。
- 大人になって家を出たあとは、間仕切り収納を外して10畳のフリースペースを作る。
こんな感じでライフスタイルに合わせて部屋の広さを変化させることができます。
もちろん後からちゃんとした壁を作ることも可能ですが、
- 取り付け費用が高い
- 壁の厚みがある分、部屋の広さがなくなる
- 子供が巣立ったあとに壁をなくしたい場合、再度費用がかかる
これらの理由から間仕切り収納を採用することにしました。
4.5帖でも広すぎる!?3帖の子供部屋!!
「家賃99円の3.5帖の部屋」で話題になっていたIKEA(イケア)。
話題になっていた部屋は天井高のある部屋なので、標準の天井高しかない部屋では難しいなと思ったのですが、調べてみると標準の高さ&広さの3畳部屋での実例集がたくさんあって、お洒落で秘密基地みたいでとても参考になりました!
ただの3畳では窮屈すぎると思いますが、例えば扉も壁もやめてロールスクリーンやカーテンで壁を作り、普段は開けて開放的に、一人になりたいときは閉める。そんな過ごし方でも全然いいのかも。
まとめ
- 一般的に6畳が多いが4.5畳の広さで十分
- 成長したら間仕切り収納を使う
- 3畳でもインテリアを工夫すれば十分な広さ
最近は子供部屋を小さく作るひとも増えているようで、「子供は2人を想定してたけど3人になった!
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