お家づくり

階段下トイレの間取りは良くない?後悔?メリットとデメリット解消法

 

階段下トイレについて「階段下トイレにすると良くないって本当?」「後悔する?」とお悩みの方へ、このページでは階段下トイレのメリットとデメリット、そしてデメリットの解消法についてお話します。

デッドスペースとなる階段下にトイレを設置することで空間を有効活用することができます。いままでは階段下はトイレではなく収納スペースとして空間を有効活用されることが多かったのですが、奥行きが深く使いづらい点がデメリットとされ、階段下はトイレにするというかたが増えているそう。

では、階段下トイレのメリットとデメリットは何か。下記にてまとめてみました。

  1. デッドスペースを有効活用できる
  2. 使いやすい位置にトイレができる
  1. 天井が段差で低くなり圧迫感がある
  2. 使用中の音が気になる
  3. 収納スペースの確保が難しい

以前住んでいた家は階段下トイレでした。その経験をもとにデメリットを解消する方法もあわせて紹介します。

まる
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階段下トイレの検討中のかたはぜひ最後までお付き合いください!

階段下トイレにすることのメリット

 ①デッドスペースを有効活用できる

階段下をトイレではなく収納にする方法もありますが、収納する物によって最適な奥行きがあります。収納したい物によっては奥行きがありすぎ&天井も低く使いづらいということがあります。そのため、有効活用するという意味ではトイレとしてスペースを利用したほう最大限活用できます。

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また、約1畳分のスペースを他の部屋に使えることもできます。コンパクトなお家を建てたい方や少しでもリビングを広くしたい方などには魅力的な提案です。

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最大限有効活用するなら収納よりトイレがおすすめです◎

②使いやすい位置にトイレができる

階段自体が生活動線になるため、使いやすい位置にトイレを作ることができます。

しかし、トイレの位置をどこにするかは難しい問題です。「玄関付近に設置すると来客時にトイレを使用しづらい」「リビングの横だと音が気になる…」など、生活スタイルによって希望の位置というのがありますよね。

間取りを決める際に「階段はここがいいのにトイレもここだとちょっと…」という制限がかかる可能性があります。

まる
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「階段もトイレもここがいい!」という場所があれば、最大限スペースを利用できて使い勝手も良い間取りになります◎

階段下トイレにすることのデメリットと解消法

①天井が段差で低くなり圧迫感がある

階段下トイレにすると、階段の形状が見えて天井が低くなります。そのため、背の高いひとや体の大きなひとが使用する際は圧迫感を感じるかもしれません。

特にU字型の階段で一番奥にトイレを設置した場合、便座に座るとなり天井が低くなってしまいます。そのため、少し手前(約0.25畳分)に設置することが多いのですが、その分トイレの面積が狭く感じることも。

まる
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我が家のトイレは約0.75畳です。夫婦ともに細身体形なのでちょうど良い広さですが、体が大きい人は窮屈に感じると思います。
デメリット解消法
  • タンクレストイレを採用する
  • 収納スペースとタンクを一体化させたキャビネット付トイレを採用する

タンクレストイレを使用することで縦幅がなくなったぶん圧迫感を軽減します。また、天井の低さにより手前にトイレを配置する必要がある場合は、タンクレスもしくはキャビネット付トイレにするのがおすすめです。

LIXIL公式HPより参照

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手洗い機能がついていないタンクレストイレは、トイレ内に手洗いスペースを別で設ける必要です。しかし、トイレ内につけれる手洗いスペースは小さく水撥ねがしやすいものが多いため、間取りの都合上可能であれば洗面所をトイレの近くに配置するのがおすすめです。

まる
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我が家はトイレからでてすぐ洗面所です。手洗い場が1つ増えると固定資産税も増えるのでコストダウンにもおすすめですよ◎

②使用中の音が気になる

階段自体が生活動線なので、階段下トイレも使い勝手の良い配置になるのですが、家族が階段を上下する音が気になってゆっくり用を足せないという可能性もあります。

また、階段を上下する音が聞こえると同時にトイレ使用中の音が聞こえていないか気になるかたも多いのではないでしょうか。

まる
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家のトイレに「音姫」を導入するのもちょっと…。
デメリット解消法
  • 人が集まる場所(リビングなど)と隣接しない位置にする
  • トイレの壁に防音材・吸音材をいれてもらう

階段は生活動線とはいえ常に人が行き来している場所ではありませんので、そこまで気にする必要はないと私は考えます。それよりも問題なのはトイレの位置にあります。

リビングに隣接する間取りの場合、音が伝わらないよう防音対策をするのがおすすめです。

③収納スペースの確保が難しい

階段下は元々天井が低く「高い位置に棚をつりたい」と思っても、天井が低くて棚をつけれない・つけてもさらに高さがなくなり頭をかがめないとトイレの使用ができないなんてことも。

まる
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また、目線より上にある収納棚は使いにくいのでおすすめしていません。
デメリット解消法
  • 棚付きのペーパーホルダーにする
  • 収納棚を置く
  • 壁に収納できるアイテムを使う
  • ニッチを作る

トイレットペーパーホルダーの上に物が置けるものがおすすめです。

 

また、床に物を置いても良いというかたはこちらもおすすめです。

 

床に物を置きたくない方は、壁に収納できるものにしたり、ニッチを作って収納するのもおすすめです。

 

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まる
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補充用のトイレットペーパーの数や掃除道具、生理用品など、トイレ内に収納したいものは何があるか書き出してみましょう◎

まとめ

メリット
  1. デッドスペースを有効活用できる
  2. 使いやすい位置にトイレができる
デメリットと解消方法
  1. 天井が段差で低くなり圧迫感がある→タンクレストイレなどで圧迫感を減らす
  2. 使用中の音が気になる→防音対策をする
  3. 収納スペースの確保が難しい→ホルダー収納・壁収納・ニッチなど

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