新築で畳コーナーを設置するか悩んでいる方へ。
以前住んでいたお家では畳コーナーがあり、現在住んでいるお家では畳コーナーがありません。実際に過ごしてきた中で気づいた畳コーナーがあることのメリットとデメリットをまとめました。
- 生活にメリハリがつく
- 一時的に物を隠せる
- 空間が狭く感じる
- 掃除の手間やメンテナンスがかかる
- 設置費用&撤去費用がかかる
畳コーナーのメリット
①生活にメリハリがつく
畳コーナーの最大の魅力は、生活空間にメリハリがつきやすくなること。
- 洗濯物を畳む、アイロンがけ
- お昼寝
- 来客の宿泊室(親戚の集まり、親が手伝いに来てくれる)
- 赤ちゃんのお世話(オムツ替え、寝かしつけ)
- 子供の遊び場
また、小上がりタイプ限定にはなりますが、段差部分を腰かけにできますし収納スペースにすることでリビング収納として活用することもできます。
基本的に低い位置の収納は使いにくくておすすめできないのですが、普段使わないけど保管しないといけない物を収納するのにおすすめです。
②一時的に物を隠せる
常にリビングが綺麗でモデルルームみたいな部屋が理想的ではありますが、思いのほか難しいものです。特にお子さんがいる家庭では、おもちゃが散らかっていたり収納していてもカラフルな色でごちゃごちゃして見えたり。
畳コーナーで間仕切りできる場合、散らかりやすい子供のおもちゃやテレワークで使う仕事道具(配線類)など、ごちゃっとして見えるものを一時的に隠すことが可能です。
畳コーナーのデメリット
①空間が狭く感じる
畳コーナーを設置すると部屋を柱や壁で仕切ることになります。そのため設置する場所によっては空間が狭く感じることがあります。また、小上がりの場合は天井との距離が近くなるため圧迫感を感じることも。
②掃除の手間やメンテナンスが必要
畳の上で飲み食いした際に「畳の目のなかに食べカスが…」「ジュースをこぼしてしまった!」などが起きたとき、フローリングに比べて掃除が大変なのは目に見えてわかりますよね。
また、畳の目に沿って掃除をしなければ畳が傷みますし、劣化したら畳の張り替えも必要です。
ロボット掃除機を使いたい場合、フローリングと畳の境目に段差があると使えないこともあります。フラットなタイプの畳コーナーであればロボット掃除機が使えますが、フラットであるがためにゴミやホコリが畳の目に入りやすいデメリットがあります。
③設置費用&撤去費用がかかる
フラットなタイプに比べて小上がりは材料費や手間賃などもかかります。
数十年と住めば生活スタイルも家族構成も変わり、畳コーナーが不要になる可能性もゼロとは言い切れません。小上がりタイプだと年を重ねるごとに段差がしんどくなってきたり、子供も成長して畳コーナーで遊ぶことがなくなったり、、。
「フローリングだったら家具を置いて書斎スペースにできたのに、置きたい家具が畳に合わなかったり、そもそも畳の上に家具を置けなかったり。
畳コーナーを撤去しようと思うと、畳部分だけの工事だけで済まず周りのフローリングや柱などにも影響があり、「不要になったから撤去するか」と簡単にできる工事ではおわらないことがほとんど。
デメリットの解消方法
すべてのデメリットを解消したうえで畳のメリットを得ようと思うと、後付けできる畳が一番良いのではないかと個人的には考えています。
畳コーナーで「失敗したなぁ」と感じた私の体験談でもお話しているので良かったらこちらもご参考に↓
まとめ
- 生活にメリハリがつく
- 一時的に物を隠せる
- 空間が狭く感じる
- 掃除の手間やメンテナンスがかかる
- 設置費用&撤去費用がかかる
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